soomloomの薪ストーブ『topon』は、9700円という格安で販売され、再販されてもすぐ売り切れる人気商品。
同社からは複数の薪ストーブが販売されていますが、私がtoponを選んだ理由がいくつかあります。
soomloom薪ストーブtoponの5つの魅力
- 1万円以下という価格
- 本体が小さいのにガラス面が大きい。(22×8.3cm)
- 横幅が30cm。扉を開ければ長めの薪が使える。
- 扉が縦開き。長い薪を使える。
- コンパクトなのにずっしり重い。つまり丈夫そう。
薪ストーブが1万円以下という格安価格
soomloomの薪スト―ブ(topon)が、税込み1万円以下の価格設定はありがたい。(2022年12月29日現在、売り切れ中)。
アマゾン販売ページ>> soomloomの小型の薪ストーブ『topon』
薪ストーブといえば、5万円以上は当たり前の世界。最近は1万5000~3万円程度でも売られていますが、1万円以下の価格はごくわずか。
soomloomの薪ストーブにはもう1つ、小型のタイプがありますが私がtoponを選んだのはガラス面が大きいから。
ガラス面が大きい
次に私が選んだポイントは、本体サイズがコンパクトなのにガラス面が大きいこと。ガラス面が22×8.3cmなので、炎がしっかり楽しめるサイズです。
ここで同社が2022年に発売した薪ストーブを比べてみました。
MECA ガラス面『15.2×9.4』ストーブの幅21cm 2.5kg ← ちょっと小さすぎて、使い勝手が悪そうでパス。(でも今は、MECAも使い方さえ工夫すれば良いと思います)。
TOPON ガラス面『22×8.3』 幅30cm 5.15kg ← こちらが購入したもの。
DECOガラス面『26×6』 幅37cm 8.57kg ← 本体の割にガラス面の縦方向が小さく、炎の見え方が惜しい。まためったに再販されず入手性が悪い、そもそも買えなかった。とはいえ・・・天板を外せば焚火台になるユニークな焚火台で、販売されていたら買っていたと思う。
toponは、上位機種のDECOと比べると、ガラス面の高さが2cm大きい。この差は意外と見え方に影響します。一番小さなMECAでも9.4cmあるのに不思議。薪ストーブは、炎が上がるので高さも重要。つまりTOPONは幅と高さのバランスが良い。
横幅が30cm
横幅が30cmあり、煙突上と天板に調理スペースが2ヶ所あるので、2コンロとして使える。
横幅は薪ストーブ最大幅で、中の燃焼室(炉内)は、板厚などの分があるのでもう少し狭くはなります。
薪は斜めにも入れられますが、幅もそれほど大きくないので、薪の長さは30cmまでと考えた方がよさそう。
下記の35cmはホームセンター、30cmはキャンプ場、25cmは通販にて、それぞれ購入。
ホームセンターやキャンプ場で売られている薪は30~40cmくらいが多いので、soomloomの薪ストーブ toponの場合は、薪を切るか20~30㎝の薪を別途、通販や短めの薪が売っているホームセンター(コメリ等)で購入するのがオススメ。
下記は通販で購入した25cmの薪を入れたところ。扉はしっかりと閉まります。
このサイズだと、薪は細割を使うのがよさそう。あまり太い薪を使うと不完全燃焼でガラス面が煤(すす)で真っ黒になりやすい。
下記は30cm弱の薪を入れた様子。少し斜めすると入る。ギリギリ使えます。
オガライトと薪を組みわせるとベストかも
扉が縦開き
本体の横幅が30cmのtopon。もし扉が横開きだと、中に入れられる薪のサイズは30cm以下になります。
ところが縦開きなので、30cmより長い薪もはみ出しても入れやすく、ロケットストーブのような使い方もしやすい。しかも長い薪を入れても、扉も本体も安定しています。
大抵の薪は扉さえ開ければ、切らずにそのまま使えます。調理がメインなら薪を切らずに使えるし、火力も高くなるので私は閉めずに使います(もちろん屋外で使用)。
とはいえ吸気を調整してみたくなり、300円(+税)でやってみました。
デメリットは扉を開けっぱなしにすると、燃えやすくなるので薪の消費は多少は早くなりますが、煙突が短いので普通の焚き火と大差ない燃え方です。そもそも本体が小さいのでたくさんの薪を一気に燃やせないので、あまり気になりません。
つまり縦開きはメリットしかありません。もし横開きだったら、私はこの薪ストーブはパスしたかもしれません。
コンパクトなのにずっしり重い!つまり丈夫
soomloomの薪スト―ブ(topon)は、ステンレス材の板厚1.5mmを中心に作られているので、サイズの割に重くなっています。とはいえ約5kg程度と、ステンレスの薪ストーブの中では軽量な部類になります。
一般的には薪ストーブは、8kg以上23kgくらいがキャンプ用として売られています。
下記の写真はマウントスミさんの薪ストーブ ロコモワイド、約22kg。
薪ストーブは、似通った価格で同じ形状・サイズも同じなら重いほど丈夫。材質にチタンを使っていれば軽くはできますが、価格はかなり高くなります。
軽いということは、薪ストーブに使われている板が薄いということ。またストーブの炉内が高温になるので、サイズが大きくなると歪みやすいので補強材などを入れなければならず、そうすると重くなります。
つまり重いほど丈夫で歪みにくい薪ストーブということになります。その点、TOPONはサイズと重さのバランスもよく、比較的丈夫な薪ストーブといえそう。
小さめのピザが焼ける
薪ストーブの燃焼室の真下で、ピザが焼けるのは嬉しい。あまり大きなのは焼けませんが、カットして焼けばいいだけ。
高さが4cmあるので、それ以下のスキレットなら調理もできるので、上手くすれば3ヶ所で同時に調理ができます。保温にも良いかも。
から揚げ、コロッケ、焼き鳥の温めなおし等、アイデアが広がります。
soomloomの薪ストーブ『topon』まとめ
- 1万円以下の激安価格が良い!
- ガラス面が22cm×8.3cmあるので炎がしっかり見える。
- 横幅が30cmあり、煙突上を含めて同時に2ヶ所で調理できる。
- 扉が縦開き、開けたままなら大抵の市販の薪がそのまま使える。積極的に開けて使おう!
- サイズの割に重く、板厚1.5mmで丈夫。
下記の動画は、煙突を1本追加した事例が見られます。
煙突を足さずに活用されている事例は下記を参考に。
煙突を延長してテント内で使う方もいますが、私の場合は調理用として屋外で使うようにしています(※薪ストーブOKのテントでないと、発火の危険がまします。またこのような使い方は自己責任です。一酸化炭素警報器・消火器など、万が一のための対策も必要になります)。
煙突を追加しやすい(煙突アダプターとケース付のセット品)のtoponも販売されています。すぐ売り切れる可能性が高いので要注意。
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