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薪ストーブの煙突ガードを自作!100均とホームセンターで材料集め

薪ストーブをテントのファスナーを利用して設置する場合、煙突でチャックが溶けたりテントが燃えないように煙突ガードで熱対策するため自作しました。

煙突ガード 自作

市販のものでも人5000円台が主流で~高いものでも1万円以下で入手が可能ですが、私の場合は予算がなくて100均のものを中心に、ホームセンターで不足分を購入してDIYで煙突ガードを製作。煙突ガード60~80mmのものに対応しています。

※注 分解や改造・工作、工作を伴う作業等は怪我、傷、火災等、また重大な事故につながる危険があり、メーカー等の保証もなくなりますので真似しないてください。万が一、真似をされて分解や改造、製作等で生じた、いかなる事象もすべて自己責任です。当サイトは、技術者の監修のもと学習の一環で極めて慎重に作業を行い結果をまとめています。
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煙突ガードを100均とホームセンターで自作

青いのはDAISOのアルミ線。
万が一、ふるいが壊れたときに一時的に分解するのを防ぐ目的で巻き付けたもの。

薪ストーブの煙突ガードを、100均とホームセンター(コーナンPROの材料(部品)を買って自作した購入リストがこちら。

  • ミニ土ふるい(園芸用のふるい 2個)ダイソー
  • BBQ用の網  (50×30cm 2枚)ダイソー
  • ステンレスワイヤー(ダイソー)網をつなげるために使用。
  • 六角ボルト 長さ5㎝ 太さ6mm 6本(ホームセンター)
  • 六角ボルト 長さ7㎝ 太さ6mm 6本(ホームセンター)
  • ナット(ホームセンター)
  • ちょうナット 8個
  • ワッシャ―(ホームセンター)
  • スプリングワッシャ―(ホームセンター)

ホームセンターコーナンPROでは、1個単位で販売されていたので、六角ボルトにナットとワッシャーが入るのを確認しました。

煙突ガードの自作と手順

YouTubeのななきchさんの『【テントに薪ストーブ】煙突ガードをDAISOで適当にDIYしてみたら、無骨でかっこ良すぎたw/冬キャンプを目指して/ゼロから始めるファミリーキャンプ』の動画を参考に、当サイトは少しアレンジを加えて製作しました。

基本的な作り方は同じですが、網を2つ使い煙突をガードできる長さを1.7倍程度伸ばした。

長くすることで、風や煙突の出し方によってテントとの接触を減らすようにしました。

後日、このセットをもう1セット作りさらに延長したので、計算上は長さは3倍以上になりました。これで安心感は倍増しました。

改善ポイント

実際に製作してみて、ネジで煙突を外周の3点を押し付けて落ちないようにしていますが、3点だと少し抑える力が弱い感じ。できれば4点で支えたほうがより安心だと思います。

しかしそれよりもっと効果的な対策をしました。

煙突の下の部分に一ヶ所穴をかけてボルトを貫通させることで、万が一煙突ガードが下にずれてテントが溶けたり燃えるリスクを減らす工夫をしました。

これによって、ずれることは全くなくなりました。

問題としては煙突内にネジを入れることになるので、熱がネジを伝わりやすく熱くなるのでテントに当てないようにします。

とはいえネジは煙突ガードの上下ですので、真ん中にテント生地が当たるようにすれば問題ありません。それより興味本位で手で触るとやけどするのでやめましょう。

なお煙突はステンレスだったので、穴あけにちょっとてこずりました。あらかじめポンチで場所を決めて、釘等など鋭利なものでハンマーでたたき(煙突がへこまないように中に木材などを入れました)煙突に小さな穴をかけてからドリルで穴をあけると簡単でした。

煙突ガードに耐熱素材を巻く

煙突ガードの上に、耐熱サーモバンテージやスパッタシートを巻いて、テントから守る方法があります。

注意が必要なのは、必ず煙突と煙突ガードの空間を塞がないこと。煙突とガードのすき間を通って、熱せられた空気が上昇することで煙突内の空気を早く冷やすため。

塞いでしまうと熱が蓄熱されて熱くなりやすくなります。薪ストーブメーカーが奨励していないので私は巻いていません。もし必要なら薪ストーブメーカーが、適切なサーモバンテージを販売すると思います。

また格安な商品の中には耐熱温度が低いケースもあるようなので、必ずテストをしてから採用するのが安心。

煙突にサーモバンテージを直接は巻かない

煙突に直接はサーモバンテージを巻かない方が良いようです。

YouTubeの『係長けん』チャンネルの『薪ストーブの煙突ガード熱対策を間違っていたかも!』が参考になります。

煙突にサーモバンテージをたくさん巻くとどうなるのか?

  1. 火の粉がテント(幕)に穴を空けるリスクが高まる。理由としては、熱が外に逃げず保温されるため、空気が冷めにくく火の粉も冷めにくいから。
  2. テントが温まりにくい(寒い)熱効率が下がる。

もし巻く場合には、必要最小限にとどめるのがよさそうです。また激安のサーモバンテージの中には、耐熱温度が低く注意が必要です。薪ストーブに近い煙突に巻くほど熱が高くリスクが高くなります。

YouTubeの『UJack channel』さんが、『【検証】薪ストーブの温度推移を調査した結果、〇〇は絶対に有効活用するべきだということが判明しました』で検証をされています。

もし燃焼室の大きな薪ストーブで、針葉樹の薪をさらにガンガン燃やせば、さらに温度が上がる可能性もあります。

できれば煙突よりある程度、太めの煙突ガードを使う方が良いかもしれません。

なおサーモバンテージの数年でボロボロになる可能性があり耐久性は低そう。またガラス繊維でできているので、チクチクする可能性があります。

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薪ストーブの煙突ガードの自作まとめ

薪ストーブの煙突ガードか、それと同等の機能があるものを使うのは必須。

TC素材のテントは燃えにくいというだけで、数百度にもなる煙突と接触すると発火の危険があるので、安全対策に必ず慎重に取り入れたほうが良いと思います。

YouTubeのUJack channelチャンネルで『【実験】薪ストーブの煙突温度は何度? ポリテント/TCテントが溶ける温度を検証してみた』という動画が参考になります。

注 上記の動画は、温度測定に問題があったようで薪ストーブの温度の検証を、測定器をグレードアップして温度測定をされています。>>再検証の動画 【検証】薪ストーブの温度推移を調査した結果

市販は高価ですが、材質はステンレスですし耐久性もあるので、もし予算ができたら買い替えも考えていますが、頻繁に使うわけではないのでとりあえずは自作した煙突ガードを使うことにします。

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