本サイトはプロモーションが含まれています。

キャンプで使うロープは100均も使える!

100均のロープ

最近の100均は、キャンプ用品も種類も品質も向上したと言われています。ロープ(ガイロープ)もダイソーだけでも3種類も。

テントやタープで使えるのか?

実際に使ってみた感想は、タープのメインロープとしては短いけどつなげば使えなくはない。強度もそこそこ期待できる。

スポンサーリンク

100均のロープは使えた!

セリアのロープの使用例

まずは風が強いときにメインロープの補助に使ってみた。ペグを追加して補助的に使うなら十分。自作風防のロープにも使える。

テントでも急に強風が吹いて心配になったので、やはりペグを足して補助として活用。メインで使うのではなく、サブ的な使い方がよさそう。

なお雨や紫外線、経年劣化で強度はどんどん低下するので、ほつれなどがあれば定期的に交換するようにします。またメインロープを目視でチェックしても痛みがない場合には、サブ(予備)に回したりするのは良いかもしれません。

不安なときは、二重にすれば強度はアップします。

ポリエステル

こちらは素材がポリエステルで、100円ショップのセリアのロープでロープは硬め(自在金具は付属)。コシはあります。

セリア ロープ ポリエステル

耐候性や耐水性に優れている。素材としても強度が期待できるので、キャンプのロープとしては最適。ロープは硬め。


下記のものは、ダイソーでこの記事を書くときに見つけたポリエステルのロープで、セリアと違って自在金具は付属していません。コシがあるのでロープは硬め。

ダイソー ロープ ポリエステル

こちらは拡大したロープ。細かな糸状に編まれているのが分かります。

もし材質で迷っているなら、ポリエステルを選びます。

ちなみにダイソーさんでも、ポリエステルのロープが販売されています(自在金具は付属しません)。

ポリエステルといっても編み方や組み合わせによって、しなやかなロープもあると思います。

ポリプロピレン(PP)

Daisoのキャンプ用のポリプロピレン(PP)の材質のロープは、2種類が販売されていました。光るロープ(蓄光)と書かれていますが、まったく光りません。

ダイソー ロープ キャンプ 光る

LEDライトなどでロープに強い光を当てても光りません。ただ自在金具を通しても適度に滑る感じで違和感はないので、私はこちらの緑のロープの方が好きです(自在金具は付属しません)。柔らかい。


白い方は12mありコスパは良いですが、表面がささくれやすい感じで、自在金具がひっかかる感触が少し苦手。ただし色が白なので、薄暗くても見やすい(自在金具は付属しません)。柔らかい。

ダイソーの白いロープ

光る!と書かれた蓄光しない方も、白いロープも、いずれもポリプロピレン(PP)なので耐水性に優れていますが、耐候性はイマイチ。長期間、屋外での使用などは劣化していくので、定期的に交換されることをおすすめします。

私の場合には、ペグに結んで紛失防止のために使用しています。自作の風防や強風時に補助としてもう1本こちらのロープを追加しています。

ペグとダイソーのロープ

ただし5回や10回のキャンプ回数程度では、耐候性などの問題で劣化は見られませんでした。少々の風程度では、切れたりもしていません。

ポリプロピレンのロープも製造方法にとって、感触などは変わります。あくまで百円ショップのロープの場合(販売時期によって変わる可能性あり)。

複合ロープ

外側が耐候性に優れたポリエステルで、内側(内部)に安価で強度もあるポリプロピレンを使うことで、コストを抑えられます。直接、空気や雨などに接する部分がポリエステルなので、内部のポリプロピレンの劣化を抑えてくれるメリットがある。

100円ショップでは、まだ見つけていませんが、もし発見したら迷わず買おうと思っています。

ナイロンのロープ

ナイロンロープは、強度がポリエステルやポリプロピレンよりも1.7~1.9倍程度は高い。

ただし耐水性が低く、雨の中で使用すると吸水して強度が低下するデメリットも。晴れた日に使用するのがおすすめですが、雨の日には使えないということではありません。

私はまだ100均でキャンプ用のナイロンロープは見つけられていません。釣り糸として使っていますが。

ロープの素材と強度の注意点

ロープの素材の強度は、ロープの製造技術や編み方、太さ使用状況等によって変わるので、あくまでも目安程度に考えてください。

なお100円ショップで売られているロープは、引張試験などはされていないようで、具体的な強度の記載はありません。もし心配な方は、強度の記載がされているある程度の価格帯の有名メーカーの商品を検討してください。

ロープの強度が高いと強風でも切れづらくなりますが、その代わりにロープとつながるペグが飛んで怪我をする可能性があります。

またロープもペグも大丈夫だと、テントが破れる可能性が高くなるので、『どこを一番に守る?』かという選択になります。あくまでも私の場合ですが、テントが破れるのは防ぎたいですし、ペグが吹っ飛んで人に怪我をさせるのは避けたい。そこで一番安いロープが切れる方を選択。

山岳用や登山のように体をロープにゆだねるわけではないので、ロープの強度はほどほどに考えています。

※注 ただし、前提があります。強風になるとわかっている場合には、そもそもテントやタープは設営せず車中泊を選びます。あくまでも天気予報にはない、急な強風や突風に一時的に耐えることを基本に考えています。ふもとっぱら等のキャンプ場では、さきっきまでは無風か1m/s程度の微風だったのに、突然、7~10m/sになることがよくあるので要注意。

スポンサーリンク

100円ショップのロープは使える

100円ショップのキャンプ用のロープは使える!

タープのメインロープとしては、ポリエステルの材質は最適ですが長さが3mと短いのが惜しい。

100均のポリエステルのロープは、ちょっと固めですが強度はそこそこ使えそう。テントやタープのサブロープとしては十分。できれば150~200円で4~6mのロープが出ると嬉しい。

ポリプロピレン(PP)のロープも、風が強い時の追加での補助ロープとして使えます。長さも7~12mあるので十分。

予備にあると便利なので、何本か持っていると役立ちます。

こちらも読まれています。

ペグの長さと選び方!タープやテント、風の強さでおすすめが変わる!
キャンプ初心者の頃、ペグの長さと選び方で迷いました。とくにタープやテントは、風の強さで長さのおすすめが変わります。そこで最初に買うべきペグの長さの目安をまとめました。種類や強風のときの打ち方なども写真を掲載。迷ったらこれを選んでください。

参考文献等:
ロープの特性と種類について 【通販モノタロウ】
株式会社ユタカメイク – ロープ豆知識 (リンク先現在は利用不可:http://www.yutakamake.co.jp/syohin/gain_rope.html

タイトルとURLをコピーしました