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オガライトを薪ストーブや焚火台で薪の代わりに使ってみたら

オガライトは広葉樹なのか?

オガライトを薪ストーブで使おうと思ったのは、薪が高騰しているから。しっかり乾燥している薪の相場は、以前は1kg100円以下くらいな感じでしたが、いまは『そこそこ乾燥している薪』でも、5~7kgで1000円前後になっています。

しかもひどいのになると、薪ストーブに入れると薪の表面からぷつぷつと水蒸気が出始める、まだぜんぜん乾燥していない薪だったりします。乾燥不足の薪を使うと、煙が多くでて焚火だと煙く涙が止まらない。しかも熱効率が悪く温かさが劣る。

そんなとき救世主のように、安くて良く燃えて長さも自由自在の便利な代用薪ともいえるオガライトを知りました。

そこで実際に薪ストーブや焚火台で使ってみたら、かなり良かった!

樹皮を使っていないオガライトの類似品に『ブリケット、ベリーブリケット、ホワイトブリケット』、などがありますが、近年価格が数年前の2倍程度まで(昔は1000円、現時点で2500円前後)と高騰しています。アマゾンなどの評価なども確認してから購入するようにした方が良いかも。もしかすると良質な薪の方が安い場合も。

ペレット状にした『ベリーペレット、ホワイトペレット』という商品もありますが、こちらも価格が1.7~2倍に高騰中。購入される場合には価格に注意。

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オガライトとは?

そもそもオガライトは、製材所などででるオガクズなどを圧縮して固めた人工の薪(燃料)。それを炭にしたのがオガ備長炭など呼ばれています。

中が中空で空気が通りやすく燃えやすい。

オガライトは中空

針葉樹を中心にされていると思われますが、圧縮しているので広葉樹並みの火力があり、持つとずっしりと重い。密度が高いので広葉樹に匹敵する燃焼時間が期待できます。

薪と違い、簡単に折れるので好きな長さにしやすい。逆に切断しようとすると、かなり硬いのでやめた方がいい。ハンマーで割る(折る)か、オガライト同士で叩くと割れます。

オガライトは割る

それほど力を入れなくても、簡単に割れます。そのため落としたりすると、薪と違って割れて散らばるのでご注意を。雨にも弱い。

割れたオガライト

正確な長さで折るには、ちょっと練習(とコツ?)が必要かもしれませんが、私は数センチの誤差は気にしないので適当です。

オガライトの燃焼時間

下記の写真は、オガライトとオガ備長炭を組み合わせて燃やしている様子。

着火してから調理として使える時間は90分前後。

着火後、薪のように燃えている時間は、40分~1時間くらい。

炎が落ち着き、熾火になっている時間は30~50分。

時間は、オガライトの種類(オガクズの元となった木材や圧縮度合い、風の影響等も大きいのであくまで目安。

炎がでなくなって熾火の状態から、30~50分くらいは持続。お肉やピザを焼くならこのタイミング。

熾火でピザなどを焼きたいときは、最低でも30~40分前には着火しておく感じ。あとは様子を見ながら調理開始。もちろんお湯などを沸かすなら、着火15~20分もすればかなり燃えるので早く使えます。

オガライトを使うと、火付きはそこそこ良いのですぐ燃え尽きるわけでもなく、熾火となっても炭のように長く燃えてくれます。BBQなどにも使い勝手がいい。

また備長炭やオガ備長炭に着火するのにも最適。

オガライトの着火方法

私はファイヤーライターズを使うことが多いですが、自宅の庭の木の細い枝を乾燥させているので、それを使って焚火と同じ要領で着火させます。

細い枝

乾燥した細い木がないとき、使い古しの割りばしや着火剤として牛乳パックを、下記のようにカットしたものを使います。市販(ホームセンターや100均)の着火剤を使っても問題ありません。

オガライトがなかなか燃えないときは、もしかすると湿気ってる可能性もあります。一度、袋から開封すると周りの湿気を吸う恐れがあるので、通常の薪や炭のように事前にしっかりと乾燥させてから使いましょう。

オガライトの販売

DCMグループのホームセンター(カーマ等やカインズホーム、コメリ、バローなど、キャンプ用品を扱っててる店舗に置いてあります。

バローで購入したオガライトは、薪ストーブで使うと煤(すす)が出やすかった印象。杉などの皮が入っているかもしれません。焚き火なら問題ないですね。

見つからない!

品切れになっていたり、キャンプ用品とはぜんぜん離れた場所に置いてあるホームセンターもあります。

探してなければ店員さんに聞いてみてください。私がいくところは、なぜか農業関連の場所にひっそりと置かれています。

下記はオガライトと広葉樹のポイントを、分かりやすく解説されている動画です。

通販は送料を入れると値段が高くなるので、できれば近くのホームセンターで入手できると良いですね。

オガライトでバーベキュー

オガライトでBBQも良いですね!

薪はちょっと着火が難しそう・・・という方は、オガライトから始めると練習になります。好きな長さにカットするのも簡単で、バーベキューコンロのサイズに合わせて簡単に折ることができるのでオススメ。

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まとめ:オガライトを薪ストーブや焚火台で使ってみた

オガライトは好きな長さに折って使えるので、小さな薪ストーブや焚火台、BBQコンロで使いやすいのでオススメ。

ただし薪ストーブや焚火台で薪を燃やす、あの雰囲気には欠けるので私は組み合わせて使っています。

薪ストーブの燃焼室の下にオガライトを置いて、その上に薪私は主にを置いていけば薪の雰囲気を楽しみつつ薪が燃え尽きる頃には、オガライトの熾火も良い感じに作れます。ただ薪が広葉樹で着火しづらいときは、オガライトを上にします。

お値段もお手頃で、燃焼時間も長いので雰囲気は薪で楽しみながら、オガライトを合間に使うと良いとこどりできます!

※小型の薪ストーブでオガライトを使うとススがつきやすかった。購入したオガライトの種類にもよるかもしれません。激しく燃えるとススは焼けて減りますが、オガライトを追加するとまたススがつきます。

製造元やロットによって差があるかもしれません。まとめ買いの時はご注意を。できれば1つ買ってすぐテスト燃焼させてから、追加ですぐ購入される方が良いかも。

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