キャンピングカーを選ぶ際に気になるのが「燃費」です。特にカムロード ガソリン6ATモデルは、積載量や装備によって重量が大きく変化し、その影響が燃費に直結します。
本記事では、重量が2500kgから3300kgまで100kgずつ増加した場合の燃費予測を、基準データとユーザー体験を踏まえて解説します。
カムロード ガソリン6ATキャンピングカーの重量と燃費の関係
カムロードはキャンピングカーのベース車両として広く利用されており、重量増加による燃費変化はオーナーにとって重要な関心事です。ここでは、基準燃費データと重量増加の影響を整理したうえで、予測値を提示します。
燃費予測の前提条件
燃費予測を行う際には、以下の前提を考慮する必要があります。
- 基本燃費データ: 軽量時で約9〜10km/L(実測値ベース)。
- 重量の影響: 100kg増加ごとに燃費が約2〜3%悪化すると仮定。
- 計算方法: 2500kgを基準に、100kgごとの燃費低下を反映。
重量別の燃費予測値(現実的な数値)
以下は、重量が2500kgから3300kgまで増加した場合の燃費予測値です。高速道路、一般道ともに渋滞や坂道、下り坂、風速や風向き、気温など様々な要因で変動します。下記はあくまでも参考値としてみてください。
- 2500kg: 約9.5 km/L
- 2600kg: 約9.2 km/L
- 2700kg: 約8.9 km/L
- 2800kg: 約8.6 km/L
- 2900kg: 約8.3 km/L
- 3000kg: 約8.0 km/L
- 3100kg: 約7.7 km/L
- 3200kg: 約7.4 km/L
- 3300kg: 約7.0〜7.2 km/L
燃費に影響するその他の要因
重量以外にも燃費に影響を与える要因があります。
- 運転条件: 市街地・高速道路・運転スタイルで変動幅あり。
- ユーザー体験: 実際のオーナー報告では、ディーゼルモデルで同重量時に約8km/L前後、ガソリンモデルはさらに低め。
- エンジンの種類: ディーゼルは燃費が良く、ガソリンはやや劣る傾向。
- 運転スタイル: 急加速・急ブレーキを避けることで燃費改善。
- タイヤ空気圧・積載荷重: 適正空気圧と不要荷物の削減が燃費向上に有効。
まとめ
カムロード ガソリン6ATキャンピングカーは、重量が増えるほど燃費が悪化する傾向があります。2500kgから3300kgまでの燃費予測値を参考にしつつ、運転スタイルや積載管理を工夫することで、実燃費を改善することが可能です。
余分な荷物はできる限り下ろして軽量化すると、燃費改善だけではなくタイヤへの負担も減りバーストのリスクも低くできます。また車への負担も減り消耗も遅らせることができ良いことばかり。
あなたの実体験データも併せて確認し、より現実的な燃費把握を心がけましょう。
※今回はガソリン車です。ディーゼルの方が燃費は良いとされますが、車体重量が増えますし、車が大きくなる傾向にあるので、理論値ほど良くはならないですが。



