キャンプ場や焚火台を使ったBBQや焚火もOKなRVパークで、楽しみにしていた調理が急な雨でできなくなったときでも、車内で焼肉や焼き魚も焼けるノンフライヤー。
全くの無臭というわけではないので、多少の臭いはしますが許容範囲内だと思うので、キャンプ料理にノンフライヤーもキャンプギアとして追加を検討していたので、その時に調べた内容をこちらにまとめました。
ノンフライヤーのメリット
ノンフライヤーは車中泊でのメリットが多い。
- 安全に調理ができる。
- 余分な油を落とせてヘルシー。
- 少量の油でフライを作れる。
- 使い終わった油がほぼ出ない。
- 油の使用量を激減できる。
- 酸化した油がでない。
- 油が飛び散らない。
- 匂いが出にくいので車中泊でも使える。
個人的には安全にヘルシーに調理ができるだけで大満足。油の使用量も減らせて捨てる手間もない点もノンフライヤー購入の後押しになりました。
ノンフライヤーとは?
そもそも日本ではノンフライヤーと言われているけど、海外ではエアーフライヤー。原理的にはオーブンにファンをつけて、熱風の空気を強制的に循環さて具材を加熱させるのがノンフライヤーという調理家電。
だからオーブンで調理できるものは、さらに効果的に調理できる。温めなおしならオーブンよりも早くできる。ただこれは電子レンジとオーブンの合わせ技をすれば、そちらでも温めなおしは早くできる。
別にノンフライヤーは必要ないんじゃないのか?
ノンフライヤーを車中泊で使うメリット
ノンフライヤーは必需品になりそう。
私はキャンプや車中泊もするのですが、さすがにキャンピングカー(キャブコンは所有してない)や車の中でフライを揚げるのは「ちょっと・・・・」と、考えています。
油が飛び散るのも嫌ですが、換気をしても匂いも気になります。下記の動画のようにすればできるのか・・・
でもこのノンフライヤーなら、大半のデメリットを無くすことができます。
まさか車内で焼肉までできるのは驚き。キャンプで強風で横殴りの雨になると焚火で調理もできない。
海や山の中にあるキャンプ場は、降水確率0%でも局地的に雨が降ることがかなりあります。また風速1~2m/sの予報でも、例えばふもとっとぱらでは爆風で風速10~20m/s近くになるようなことも珍しくはありません。
そうなると危険を感じて車内に避難ということも。でもせっかく買ってきた肉を食べたい。そこであると良かったノンフライヤー。少し時間がかかったとしても、焼肉が食べられるだけで幸せ。
たった1つのデメリット
まずはデメリットから。
ノンフライヤーの価格は、6000円以下でも購入できるのでデメリットにはなりません。
私が感じるデメリットは、サイズ。車中泊で持っていくのに、ちょっと場所をとってしまいます。ただ1~2人用ならかなり小さくなりつつあるので、問題ではなくなりました。
ミニバンなら、ノンフライヤーくらいのスペースはあると思います。家で使うのも、私はスペースを確保できました。
ノンフライヤーの選び方とおすすめ
私の場合、車中泊で使うのを想定して探しました。ポータブル電源で使いたかったので、ポータブル電源で動かせる機種でないと使えないからです。
ノンフライヤーの選ぶポイント
- 消費電力。
- 容量(多いほどサイズも大きくなる)。
人数×容量(0.9L)
例 2(人)×0.9L=1.8L以上。から揚げなら5~6個。
3(人)×0.9L=2.7L以上。
4(人)×0.9L=3.6L以上。
少食の方は少し小さめでも良いかも。
これ以外に私の選定条件としては、価格は8000円より安くしたい。また実際に使われている動画あると、より安心できます。
私のポータブル電源は1000Wまで使えますので、1000W以下のノンフライヤーが良いのですが、選ぶのにかなり難航しました。
ノンフライヤーは脂が多い食材に向いている
例えば鶏肉。脂の多い部位を使い、油を使わないから揚げを作るのに向いています。間違ってもササミは使わないように。
エビフライをされる場合には、少量の油をスプレーすると良い感じの見た目になります。全く油を使わないエビフライは、私は美味しそうじゃないのでパス。多少の油は許容したい。
サンマ、サバなど脂の多い魚も美味しく焼き魚にできます。観光地の市場で買って焼き魚も良いかも。
YouTube『もう一つのらんたいむ』さんは、1つのノンフライヤーで同時に、複数の温めをされています(4分21秒~)
また業務スーパーなどの冷凍食品も、ノンフライヤーに向いていそう。
ノンフライヤーの電気代
機種によって大きく異なります。消費電力だけでは全く分かりませんん。例えば1320Wの機種より1000Wの方が電気代がかかるパターンもあります。
省電力タイプは消費電力が実は高めだったんです。大きな電力で一気に温度を上げてあとは維持するために電気を使うので、トータルの消費電力は抑えられるタイプもあります。温度管理が優れているようです。あるいは保温力が優れていて、熱を有効利用しているかもしれません。
そのあたりは、YouTubeの『もう一つのらんたいむ』さんの下記の動画を見て知ることができました。
消費電力に大きな違いがありましたね。1.5倍は大きい。自宅ならまだしも、ポータブル電源だったら調理回数が大きく変わってきます。私はトータルの消費電力が少ない方が良いです。
ただし先ほどの動画だけでは分からないのは、実は消費電力が高い機種はもっと早く調理が完了していた可能性があります。ノンフライヤーの原理は、ヒーターを電気で発熱させて風を送る単純なもの。ファンの風速がある程度あり、温度さえセンサーで監視していれば、それほど消費電力に差があるとは思えないからです。
もしかしたら同じくらいの消費電力になった時間で、調理を終了させれば同じ焼け具合になっていた可能性もあります。
ポータブル電源との兼ね合いもあると思いますが、IHコンロなども使うので大容量のポータブル電源も視野に入れて検討するのも良いと思います。
まとめ:ノンフライヤーのメリットと車中泊
ノンフライヤーはメリットがたくさんあることが分かりました。車中泊で使う場合の注意点としては、調理が終わるまでの消費電力。単純にカタログ上の仕様だけでは分からないということ。
実際に使っている方も比較検証(動画や記事)をチェックできれば、最適な1台が見つかりますが自分が欲しい機種が見つかるかどうか。
私はこちらを購入しました。>> コイズミ knf-0700 ノンフライヤー(国内メーカー)