『焚き火やっても寒い!』
初めて焚火をした感想です。その日は少し風があり、顔など体の正面だけが温かく、足元や背中は寒いまま。朝まで焚火したときの思い出があります。
ところがいまは、ぽっかぽかで焚火。寒さ耐性がないので、やっぱり暖かい方が私は好きです。寒い焚火は苦手。年かもしれませんね。
※注 この記事は寒さはかなり苦手(年齢や体調、病気の影響等の方も含みます)だけど、焚き火はしたいという方向けの記事になります。そんなやり方は風情がないというツッコミはなしでお願いします。
焚き火の寒さ対策
焚き火の寒さ対策は簡単です。風を防げばOK。最初のころは石油ストーブを持っていきましたが、やっぱり寒い。風があるとたとえ薪ストーブでも屋外に設置すると風の影響で寒いです。
基本、暖房器具は風をどう防ぐかがポイントです。
焚き火は風よけと風向きがポイント
「よし、風防でかせを防ごう!」と、やってみたものの寒い。その理由は風向き。
正面の奥から順に風防、リフレクター、焚火台を配置。ところが・・・寒い。
焚き火に風防を使うと、確かに体の正面、顔等はかなり温かくなります。
下記は市販のリフレクターで、まあまあ重く風が吹いているときは安定しやすい。さらにペグとロープで固定。
でも背中が寒い。風が後ろから吹いてきました。風向きって変わるんですよ。南風が北風になったり。そこで風防は背中側にも設置すると寒さが防げます。
とくに温度が低く風が強いと体温を奪われます。お湯を沸かす場合でも風がちょっとあるだけで、沸騰するまでかなりの時間がかかります。
最低でも風向きを考えて風防で周りを囲むのが、寒さ対策の基本。できることなら全周を囲いたいくらい。
コの字やUの字に囲う
渦巻き状にすれば全周を囲うことはできますが、ロープが危ないので私はコ(U)の字に囲います。下記の写真の左側は、車を風防の代用にしています。
体を温めて、たまに景色を楽しんでいます。
下記のYouTubeの4分18秒~
上記の市販の風防を見て自作したのが下記の動画。当サイトの運営チャンネルです。34秒~
グリーンの風防は百均のレジャーシート。赤っぽい色はコットンの布で作った風防。ポールは園芸用の太めの支柱(黒色)です。
下記は背中から一方向にずっと風が吹いているので、景色の良い正面はそのままです。これだと景色も楽しめて最高です。
機能としては自作でも十分。風防の支柱は百均のロープで支えています。まあ風向き次第ですけどね。
まとめ:焚き火の寒さ対策
- 焚き火の前に反射板(リフレクター)を設置する。
- 背中や風上に風防を設置する。
- 風よけはタープやテント(風上に)も活用する。
- 風向きが変わることも考えて、コの字(Uの字)に設置すると効果的。
- 上から吹き下ろす風は、火に強いタープなどで防ぐ。
- 車を移動できるなら、安全に配慮しつつ風防の代用にする。
- 強風時は焚火はしない。テントも危険な場合には撤収する(車中泊に切り替える)。
防寒具や帽子などで、顔頭や顔に風が当たるのを防ぐのも重要です。
これらの対策で暖かい焚火を楽しんでいます。
※注 渦を巻くような風、風が四方や上からも吹く冷たい風の日は、効果が低くなります。私はこのような日は、早めにテント内に入って『ぬくぬく』しています。
陣幕、同じ色で揃えたい。