ギリギリ手が出せるキャブコンがタウンエースベース。
近年、キャブコンの価格が高騰。私の場合は、1000万円超えのキャブコンは全く手が出せません。
ハイエースやカムロードベースのキャンピングカーは、1100万円~オプションをいろいろ取り付けると1300万円超えが一般的になってきました。
もちろん家庭用エアコンや大容量リチウムイオンバッテリー、ソーラーパネルなども装備。衝突安全等の機能も装着されているので、快適な旅ができるようになりましたが。
そんな中、タウンエースをベース車にしたちょっとお安め?なキャブコンが脚光を浴びてきました。
タウンエースベースのキャブコン
タウンエースベースは、エンジンや車の総合的な性能ではハイエースやカムロードに劣りますが、軽自動車ベースよりは走りは快適。またエンジンの差を強度を確保しつつ軽量化でカバーしているレジストロ・アウルも。
価格も軽キャンよりは高いけれど、600万円台からの価格設定に少し安心感がでます。普通乗用車でも、例えばVOXYやステップワゴンも上位グレードになると500万円超えになることを思えば、そこまで高くない気がしてきます。高いですが。
バランスの良いタウンエースベースのキャブコン
高速道も80km/hくらいで走れ、上り坂のキツイ坂道もそこそこ加速しつつ走行できるクラスがたうねーすベースのキャブコンです。車両自体が小型軽量で、ライトキャブコンと呼ばれています。
- 衝突安全系の装備あり。
- クルーズコントロールも社外品を取り付け可能。
- 家庭用エアコン。電子レンジ、FFヒーター搭載。
- リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載。
- ソーラーパネルあり。
- マルチルーム(トイレルーム)あり。
- 燃費は一般的なキャブコン並みの8~10km/L。
- 2~4人が寝られるベッドあり。
上記はオプション設定のものもありますが、1000万円超えのキャブコンと同等の装備があり、価格は200~400万円程度は抑えられるのもメリット。
もちろん上位車種は、家具やシートが高級感があったり温水シャワーを装備したキャブコンもありますが、ライトキャブコンはほぼ搭載されていませんが、実用上はほぼ問題ないと思います。
つまりタウンエースベースのライトキャブコンはバランスが良い車といえます。
タウンエースは乗り降りしやすい!カムロードやハイエースは乗りにくい
タウンエースは助手席や運転席に乗り降りしやすい。
よくタウンエースと比較されるカムロードやハイエースベース。あちらのデメリットは、助手席と運転席のシートが、乗用車と違いかなりシートが高い!
とはいえ60代を過ぎると、足が上がらなくなってきたり乗り降りが危なく感じ始める方もいらっしゃると思います。そういう方は、逆に居住空間は若干犠牲にしつつも、乗り降りを重視したタウンエースベースのキャンピングカーがおすすめ。夫婦やカップル2人なら、十分な空間があります。
予算を抑えつつ、居住空間と快適な家電が使えるライトキャブコンの大人気なのがこちら。
>> レジストロアウル
人気すぎて、納期がえらいことになっています。
気になる点
エンジンの排気量やパワーが少し小さいため、それを補うため車体が小型になっているので室内空間は少し狭くなっていますので、できれば大人2人(子供1人)旅くらいがちょうどいい感じだと思います。
タウンエースのキャンピングカーで一般道の山道や高速道路での走りの例として、YouTube『クーピーチャンネルCoupy Channel』さんの下記の動画が参考になります。
私はあれくら走ってくれれば十分に実用的だと思います。ゆっくり旅なので十分。
まとめ:タウンエースベースのキャブコンがおすすめ
キャブコンが高級車と言われる価格帯になったことで、手が出しにくくなったところにライトキャブコンが活発に開発され、下記のような車が人気急上昇。
現在、納期が2~3年という人気モデルも。そのため納期面では、1300万円クラスなら3~6ヶ月で購入できる(製造方法にもよる)ので有利。
※注 キャブコンなのに幅を狭くして価格を抑えたpuppy480やPuppy Fullhouseも登場して人気になっています。
■下記の記事も読むとさらに詳しくなります。