puppy480は、キャンパー厚木さんがトヨタ カムロードのナローボディをベース車にしたキャンピングカー。
ミニバンが通れるなら狭い道路でも安心して走れるキャブコン。
ここ大事!
例えばキャンプ場にいく山道、幅の大型のキャブコンは狭い道が多く反対から車が来ると、すれ違えないかドキドキ。
大きなキャンピングカーと違いpuppy480は、BOXYやステップワゴンと同等の幅。高だけ気を付ければほとんどの道は通れます。そんなコンセプトが大人気の秘密の1つ。
puppy480は全幅174cmのボディが魅力
puppy480は幅がキャブコンやライトキャブコンの中でもコンパクト。
「じゃあ、車内は狭いんじゃないの?」と思いがち。
ところがキャンパー厚木さんの絶妙な車内レイアウトが、狭さを感じさせないんです!
レイアウトが絶妙で空間が広く見える
ライトキャブコンなどでも、何とか横向きでも寝られるレイアウトの車が多いですが、このpuppy480は、縦向きで寝る仕様に割り切っています。
そこが広く見える秘密!
私たちが広く感じるかどうかは、リビングスペースの広さで判断しているようなんです(主観)。
よくあるリア(後ろ側)エントランス(入口)から入るキャンピングカーの場合、まず目にするのがマルチスペースやギャレー(キッチン等)、そのあとに対面シートと横向きシートがある下記のようなレイアウトになっています。
puppy480の場合は、入るといきなり対面シートがドーンとあります。下記のイラストはpuppy480の車内レイアウトを簡単にまとめたものです。
さらにその先には、大きなアクリル二重窓が広さをさらに演出しています。
下記はYouTube『【TBTV】たかぼぉのひとりごとTV』さんの動画。
お店などでも鏡を壁に配置して、広く魅せる演出をされているところもありますが、それと同じような効果を出しているのではないかと推測。
入口付近と通路を共通にしたことにより、174cmという幅を感じさせない広さを実現しています。
下記のYouTube『campingcar journal』さんの動画で、初期モデルのpuppy480をキャンパー厚木の社長さんが詳しく紹介されています。現在はさらに改良されていますが、設計思想や使い方の参考になるので、良かったらチェックしてみてください。
YouTube『にゃん旅とバンライフ』さんは、バンコンからPuppy480(キャブコン)に乗り換えられました。なぜ、乗り換えたのか?
あの動画を見ていなければ、バンコンを選んでいたかも。私は立てるライトキャブコンが良さそうです^^
大きなテーブルは使い勝手が良い
キャンピングカーはテーブルが小さめなタイプが多いですが、このpuppy480は最大級のテーブルサイズ。4人で囲んでも食事も十分に使えます。
リモートワークなら広すぎてデスクトップですら置けてしまいそう。それくらい大きい。調理に使っても良いですし洗濯物もたためそう。
大は小を兼ねると言いますが、不足はないと思います。ベッド展開するときは、ちょっと大きいので慣れは必要かもしれません。
とはいえ小さいより、使い勝手はかなり良いと思います。小さいと別にテーブルを置きたくなってしまいますから。
puppy480まとめ
大人二人、子供2人くらいでちょうどいい感じのキャブコンです。
リチウムイオンバッテリーはオプションでもなく、鉛のトリプルバッテリーが基本。ただし車内で大容量のポータブル電源をサブバッテリーとして使える裏オプションがあるので、それを使えばエアコンを長く動かすことができます。
日中の晴天の日は、このクラスでは最大級の480Wのソーラーパネルを搭載できるので、昼間はエアコンをかけたままサービスエリアやパーキングに駐車できそうです。ワンチャンやねこちゃんを車内に置いたまま、ある程度の時間は過ごせそうです。
問題はベース車に安全装備が搭載され、価格がかなりお高くなったこと。税込み価格で4WDだと900万円近くに。当然、オプションが100~200万円は追加したくなるでしょうし、諸経費を入れると1000万円は軽く超えそう。
※後にカムロードは、助手席や運転席は乗り降りしにくいことが分かったので、購入検討リストから除外することに。良い車なんですけど・・・乗り降りに問題なければ、かなりおすすめの1台です。
二人で乗るのが中心なら、こちらの方が旅には向いているかも。
高さ制限を解決したタイプ>>puppy210
puppy480の最新の価格などは下記まで。