「これは簡単!」
薪ストーブはトップダウンで着火するのが常識という方も。
焚火は下から着火せて、徐々に火を大きくしていくスタイルが多いです、初心者があれをすると煙くて涙目になる方も多いのではないでしょうか?
薪ストーブでトップダウンから、さらに進化したウォール式という方法があるとか。私としてはキャンピングカーでさくっと薪ストーブを使いたいので、楽そうな着火方法を模索中でしたが、これは決定版かも。
トップダウンで着火するメリット
- 完全燃焼しやすい。不完全燃焼を起こしにくい。
- 煙が少ないか、ほぼでない。
燃焼効率が良いので、薪の消費が抑えらえれる・・・気がする。
不完全燃焼すると、すすが出やすく煙が多くなのので良いことが全くありません。またガラス面にすすが付きやすくなるのが大きなデメリット。
トップダウン着火のやり方
YouTube『Blazing Fire Channel』さんは、家に設置する本格的な薪ストーブでのトップダウン着火の方法ですが、キャンプ用の小型のタイプでも同じ考え方ですので参考になります。
現在の気密性の高い家の薪ストーブ、私も最初に焚き付けしたとき換気扇で失敗しそうになりあわてて停止させました。
下記は換気扇と停止させて着火した後の映像です。
下に細割の薪、上にさらに焚き付け用の細割、着火剤等。
ポイントは焚き付け用の細割は、たっぷり使うこと。ここでケチると、消えてしまうことに。
トップダウンは、そもそも上から少しずつ燃やして温度を上げていき、その熱でしたの木を加熱してどんどん火を大きくしていきます。下から着火させると、空気の通りも悪く、燃やす量が多いので酸素不足になりやすく、そこで不完全燃焼になります。
たくさんの酸素を使い、少量の細い木を燃やすトップダウン方式は理にかなった着火方法です。
またこの方法を利用しているのが、スエーデントーチの着火方法。上から下に向かって燃やすのは、メリットばかり。
下からでも着火はできる
焚火方式でも着火はできます。薪ストーブの炉内で、最初は少量の焚き付けを使って着火、少し火が大きくなってきたら細割を少量追加、徐々に火を大きくして炉内の温度をあげていきます。
YouTube『京阪園芸SHOPチャンネル』のこちらの動画。
そしてさらに温まってきたら、細割の薪を追加していきます。この繰り返しで徐々に大きな薪を投入していきます。
こまめに薪を投入するのであれば、この方式でも問題なく燃焼させていくことができます。ダメなのは、太い薪を詰め込み、下から着火させるやり方なんです。
そういう着火方式は、炉内が温まりにくいく酸欠になり不完全燃焼になって、すすが出やすく、煙がなかなか消えない燃やし方になります。つまり手間を惜しまなければ、良い感じに燃やせるということ。
薪ストーブはウォール式で着火が常識
ウォール式とは、YouTube『NL』さんが命名『提唱』された薪ストーブの着火法。おそらく似たような方法を実践されている方はいらっしゃるようですが、下記のように動画で後悔してくださると多くの方に認知されるので助かります。
私は下記の動画を見て、超小型の薪ストーブ『topon』で着火したら成功しました。
ちなみに牛乳パックは優れた着火剤です。薪ストーブでも焚火台でもBBQでもOK。
それほど難しくはないのでで、薪ストーブを初めて使われる方も着火できると思います。これで着火しなかったら薪が湿気っていたのかも(自宅の場合には換気扇を回して負圧になっていると着火しづらい)。
まとめ:薪ストーブはウォール式で着火するのがベストというか楽
キャンプ場で設営に時間を取られる方は、ウォール式が楽。とりあえず最初に薪をセットすれば、ある程度までは放置できるのも良い。
私の場合、soomloomの薪ストーブtoponという極小薪ストーブで、炉内がとても小さいので、ウォール式そのままではやりにくかったので(手すら入れくい)、牛乳パックを薪で挟んで麻ひもで巻いて固定したものを燃焼室に入れました。ただ薪も小さいので、NLさんの動画のような効果は限定的。
Mt.SUMI(マウントスミ)さんのロコモ ワイドくらいのサイズの薪水トーブだと、ウォール式の効果を得られると思います。