パップテントがタープで作れる!
パップテント(軍幕とも呼ばれるコンパクトなテント)はいま大人気。日影が濃く火の粉に多少は強いTC素材が主流。近く手の焚き火や自己責任で薪ストーブを入れる方も。
コスパの良い1万5千円~2万円が売れ筋だけど・・・まだ高いですよね。
焚き火は離れたところでするなら、ポリエステル製の方が雨の日などを考えると使い勝手は勝ります。またタープとポール、ガイロープ、ペグがあれば、普通にタープも設営できるので、その日の気分次第で変更するのも簡単。
またTC素材のパップテントを持っていても、雨の日は面倒だな~というときはタープで代用もできるので応用ができるのが良い。そんなテント、タープでも作れるらしいのでやってみたら・・・
パップテントでタープを作る手順
必要なものはこちら(やっぱりタープにしたい場合も考慮しています)。
- タープ 4×3m(4×4や3×5でも作れます)。
- ポール 伸縮できるタイプ(太さ32mm)だと便利。普通のポールでも太さ28mmで高さ調節できるタイプがあれば便利。
1.2m4本でもOK。この場合、タープは張れない。 - ガイロープ 3m10本。タープを設営する場合に備えて。メインロープ用に4mを4本を追加。
- ペグ 20cmを16本。 タープにする場合に備えて30cmを4本を追加。
- メジャー 3m。ポールの長さを決める場合に使う。
上記ペグとガイロープは予備を含んでいます。
設営時間は慣れれば、市販のパップテントと変わらず10分前後でできるます。
もし頻繁にパップテントにする方は、完成品を購入されれば良いと思います。その場合は、パップテントの上にタープを張って日よけや雨除けに使えるので無駄はないですね。
タープの条件
タープをパップテントにして人が寝るためには、必要な条件があります。まずはパップテントに向いているタープがこちらのサイズ(実際には誤差があります)。
重要なのは赤字の部分。あの位置が、人が寝るためのサイズになります。ポールとポールの間隔です。
下記のイラストで、タープとパップテントにした場合の位置関係が分かると思います。赤い線はポールです。
このタープを使った実際のパップテントは、下記のYouTube『チキューギ.』さんの動画がとても分かりやすい。みてください。見た目、パップテントですよね!
実際に設営しました。若干ポールを高くして、アレンジしていますが設営手順などは同じ。慣れれば10~15分くらいでできそうです。
まとめ:パップテントをタープで作る方法
YouTube『チキューギ.』さんの動画を最初に見て覚えたので、個人的にはもっとも分かりやすかったです。
実は続きがありまして、二股化でさらに空間を広く使う方法があるのですが、それをポール2本で実現するやり方が、下記の動画で解説されています。
このテクニック、他にも応用ができるやり方なので覚えていくと設営の幅が広がります。
とりあえず車で移動される方は、万が一(テントを忘れたとき)のためにタープとポール、ペグ、ガイロープを車に乗せっぱなしでも場所を取らないので良いかも。
タープって奥が広いですね~
ちなみに私はタープでパップテントを設営する回数が増えそうなので、専用のテントを購入しました。