最近のパップテントは、タープや風防の代用など、いろんなことができます。
ツールームテントなどと違いコンパクトで、風防として使うと高さ(110~135cm)がぴったりサイズ。
簡単にいうと自分の正面にパップテントがあるイメージ。使い方次第で、複数の機能を使えるとアレンジしやすいのが良いですね。
パップテントが風防になる
パップテントをみたとき、巨大な風防にみえたんですよね。下記は風防(写真)とイラスト(パップテント)と比べていますが、見た目はそっくり。
パップテントのキャノピー部分を後ろに下ろせば、かなり大きな風防に早変わり。幅は2m以上はあるし、高さも110~130cmくらいはあるので風防としては十分に使えます!
焚き火をしても背中が寒いときに、風防(パップテント)が背中側にあると風が防げます。風よけとしても良い感じです。
私は将来的には、キャンプ場で焚き火や調理を楽しみ、寝るときはキャンピングカーを考えています。そういうときにパップテントの風防なら、10分くらいで設営できるので。
私が持っているのはこちら。
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タープになるパップテント
近年のパップテントの中には、前だけではなく後にもキャノピーを設置できるタイプもあります。前後にキャノピーがあると、使い方の幅が広がりますよね。
高さは低いですが、下記のようにタープのような張り方もできるパップテントも。
ポールを高くすれば、小型のタープ並みにすることもできます。
『THE RICEFIELD MOUNTAIN SINCE 2021』さんはポールを4本使われていますが、下記の動画の5分23秒~の映像を見ると、まさにタープの張り方です!
パップテントによって、アレンジのやり方は変わりますが、アイデア次第で楽しめそうです。ファスナーが前後にある下記のようなタイプは、アレンジの幅が広がります。
FUKUさんの9分40秒~の映像で、後ろ側のファスナーが紹介されています。
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商品の2枚目の画像、キャノピーを前後に設営されています。
風防に反射板は必須
焚き火の風よけにパップテントの風防を使う場合、ある程度の距離を離さないと燃えます。多子がYouTube『マドキャンパーズ』さんの貴重な資料映像がこちら。
薪を大量に燃やされているので風防が燃えたように見えますが、風がある程度あればあそこまで燃やさなくても火の粉で燃える可能性があります。
芝生が燃えて焚き火禁止(直火ではなく、焚き火そのものが禁止)になった、無料のディキャンプ場もあります。
風は火の粉を飛び散らすので、反射板を焚き火台の周りに配置して風の影響を減らすとより安全です。ただしそれでも風速や風の向きによっては危険なので、その場合には焚き火をあきらめる必要があります。キャンプ場の聖地とも言われるふもとっぱらキャンプ場は、風が強い日は焚き火が禁止になります。
前提としては風防は多少の風のときに体に当たる風を防ぐのが主目的で、金属製の反射板は焚火台の風よけとして使うのがベスト。
私の場合、反射板を置いてさらにその周辺に風防を置いて、二重に風を防いでいます。もちろん反射板や風防は倒れないように、ペグダウンとロープ等で固定していますが、風が強いときは撤収して、ガスやIH(電気)などの調理に切り替えます。
まとめ:パップテントをタープや風防の代わり
パップテントでアレンジが高いタイプは、ファスナーが前後についているタイプです。
アレンジ性が高くコスパの良いパップテントの一例がこちら。
- soomloom TCパップテント X-LARGE(2021年モデル)
- Soomloom ミリタリーテント Military tent Multi 煙突穴付き(新型2022年モデル)
YouTuberのFUKUさんが紹介されて、人気に火がついたと思われます。
私の場合は、前後にキャノピーを必要になることはまずないので、廃盤になりsoomloom TCパップテントと同価格帯になったため、品質重視でテンマクデザインの煙幕TC DXにしました。
実際に使うシーンに合わせて選ばれると良いと思います。