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テントやロープ・ペグの強度の優先順位とは?

強風と雨の中でのキャンプ

テントやタープを張る場合、ロープやペグの強度が問題になります。

  • ロープが切れてタープが倒壊した。
  • ペグが抜けた。
  • テントやタープが破れた
  • ポールが曲がったり折れることも。
※注 下記の内容は、あくまでも当サイトの考え方。他にも様々な考え方があると思います。アウトドアに限らず人生自己責任。法律に反しない限り、安全対策はサイト運営者の指示等がなければ、それぞれ各自のご判断と責任で良いと思います。マナーは人によって考え方がかなり違う(例えば格安ブランドは品質にバラつきがあるので使うな!とか)ので難しいところもあります。
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強度をアップさせる優先順位

例えば、タープの材質を薄いステンレス素材にしたとします。少々の強風では破れないですし、雨が降ってもしみこみません。さらにガイロープをしなやかな金属のワイヤーに交換すると、簡単には切れなくなりますよね?

ところがペグは長さ15cmで太さ5mm。タープも破れないし、ロープも切れなかったけど、ペグが抜けてお隣のサイトの人に刺さって大けがに。

という想定もできます。

タープを金属製にするのは現実的ではないので、普通のタープということにします。ロープはワイヤー、ペグは50cmで太さ13mmとしたら・・・タープが破れそうですよね?

「それじゃ、全部の強度をアップすればいいのでは?」と考えますね。

全ての強度をアップさせても、どこか弱いところから破損します。もちろん強度をアップさせるるとお値段もアップします。強度はバランス。

※補足 ポールはアルミ製の強度がそこそこある、28~32mmくらいを考えています。これが折れるようなな状況なら撤収するのが安全。

守る優先順位

間違いなく優先順の第一位は命!
竜巻など天変地異レベルは、すぐ避難してください。河川の増水や土砂崩れの恐れがある場合も早めの避難を!

タープ、ロープ、ペグ、どこを守るかです。高価なのはタープ。ロープとペグの強度が高いとタープが破れます。

私の場合、タープは守りたいですし、ペグが抜けて飛んでいくと大変。つまりロープを犠牲にします。ロープが同時に全部が切れるわけではないので、何かあったらすぐ撤収するまでの時間稼ぎができれば良いと考えています。まあ計算通りにいかないのが大自然なので、早めの撤収が大前提。

テントも同じ考え方です。

さらに突き詰めていくと、タープは風上のロープは強度の高いものを使うと、より安全な気がします(ただの個人的な考えです)。

そして大事なのは、ロープが切れたらすぐ撤収できるように近くにいること。そしてもっとも大事なのは、強風になったら、あるいはそうなりそうな状況なら危険だと判断し、すぐ撤収すること。

YouTube『チキューギ.』さんのこちらの動画も参考に。23分31秒~

強風時にはタープは張らない。法律では決められていませんが、マナーの1つとして周りのキャンパーの方に心配をかけないのも大切とのことです。

『ますたぁるぅチャンネル』さんは、タープが倒壊して被害が。

そして天気は変わりやすいので、もし場所を離れる場合には直近の天気予報をチェックして対応するのが大切だと思います。良いアイデアがあれば、ぜひツイッターなどで発信、お願いします!

もちろんいざというときに対応できるよう、悪天候が予想されるときはアルコール類は控える(私はほぼ飲めないから言えるかもしれません)ようにします。激しい雨風のときは、そもそも飲む気がおこらないかもしれません。自宅ならまだ良いのですが、アウトドアは、何が発生するか分からないので想定しておきます。

私は強風で夜、眠れないのを経験してから、風に強いアメニティドームか、素直に車中泊に切り替えます。撤収が簡単なサーカスTCも好きですが、強風でポールが揺れるワンポールテントはちょっと怖い(個人の感想です)。

Snow Peak(スノーピーク)は、強風で眠れなかったとき周りのテントを見て、強風でもびくともしていなかったのが、アメニティドームだったのでそれを選びました。もちろん他にもあると思いますが、お値段とブランドの信頼性から購入。
 
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まとめ:テントやロープ・ペグの強度の優先順位

私の場合、ロープが切れてもペグだけは吹っ飛ばないように。ペグを最優先にして抜けないように対策。

  1. ペグ
  2. ロープ(タープの場合はポールが2番目で、ロープが3番目)。

全ての強度をアップさせると、お値段もかなりかかりますし、結局は強度の弱いどこかが破壊します。

自動車は正面衝突で車を守るのではなく人を守るために、わざと車のある部分の強度を下げて潰れることで衝撃を吸収し、人命を守る設計になっていると聞いたことがあります。

情報参照:衝突被害軽減ブレーキや衝撃吸収ボディ……進化するクルマの安全性能と交通事故を減らすための心がけ | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO

テントやタープも、何を守るかが重要になってくると思います。まず自分や周りの人を守るのが前提とすると、テントやペグが飛ぶのを避けなければいけません。

ただ大自然の中ですので、天気予報にはない突風、例えば竜巻が発生したりそこまでではないにしても、局所的な突風が発生すると完全に防ぐことは困難だと思います。そういう例外は自己責任でお互い様としても、天気予報などであらかじめ予測できている前提で考えます。

私の場合、タープのペグは長さ30cm以上を使い、ポールはアルミポール32mmを使います。ロープは付属品を使っていますが、風が少し強そうなら補強用にロープを追加することも。

ペグとロープ、ポールの強度を優先しているともいえますね。ポールを補足すれば、曲がってタープが外れることで、あるいはタープが破れるのを一時的には防げるかもしれませんね。ただ、そのあと風でタープが煽られてペグが抜ける可能性も。

そこでペグは状況によってクロス打ち。

いずれにしても状況判断が難しいときは、早めに撤収を心掛けるようにしています。

結局、そこが一番の強風対策ですね!

いまはテント泊や車中泊がメインですが、将来的にはキャンピングカーでの車中泊に移行したいと考えています。その理由はここ最近、快適な睡眠が得られず体調不調になることが増えたからです。病気になったことや加齢が影響しているかもしれません。

キャンピングカーにすれば、強風対策も悩まなくても解決。年齢や個人の状況によって楽しみ方は変わる。それぞれの環境にあった楽しみ方を模索する旅もまた楽しい。

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