本サイトはプロモーションが含まれています。

ディーゼル大丈夫?キャンピングカーの横転事故の原因と対策

キャンピングカーは自由な旅を楽しむ魅力的な乗り物ですが、その構造上、横転事故のリスクが高いとされています。

特に、高い車は高さと重心の影響を受けやすいため、大事な運転や悪天候が重なると重大な事故につながる可能性があります。

本記事では、キャンピングカーの横転事故の主な原因と、それを防ぐための具体的な対策について詳しく解説します。

スポンサーリンク

キャンピングカーの横転事故の原因と対策

1. キャンピングカーの横転リスク

キャンピングカーの横転事故に関する具体的な年間件数データは公表されていませんが、一般的にキャンピングカーはその構造上、横転しやすい傾向にあります。これは車高が高く重心が高いことが主な要因として大きい。

2. 横転の主な原因

キャンピングカーの横転事故の直接的な主な原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • スピードの出しすぎ: 高速走行時に急ハンドルやブレーキをかけるとバランスを崩しやすくなります。
  • 急ブレーキ: 車体の重心が前後に大きく移動し、コントロールを失いやすくなります。
  • 無理なハンドル操作: 急なハンドル操作により車体が傾き、横転するリスクが高まります。
  • 横風の影響: 特に車高の高いキャンピングカーは強風に煽られやすく、横転の要因になります。
  • タイヤのバースト: 劣化したタイヤや空気圧不足のタイヤがバーストすると、急な車体の揺れが発生し、横転につながることがあります。
  • 荷物の不適切な積載: 重心の高い位置に荷物を置くと、車両のバランスが崩れやすくなります。

3. 横転事故を防ぐための具体的な対策

横転事故を防ぐためには、以下のポイントを意識することが重要です。

1. 適切な速度を保つ

キャンピングカーは重量があるため、急な動きに対応しづらく制動距離も伸びるため、スピードを抑えることが重要です。乗用車とは違うので、特に高速道路では法廷速度は120km/hが可能な道路でも、80km/h以下の速度を維持し車間距離を十分に確保しましょう。

2. 急な運転操作を避ける

「急発進」「急ブレーキ」「急ハンドル」は車体のバランスを崩しやすいため、慎重な運転を心がけましょう。カーブでは事前に減速し、滑らかなステアリング操作を意識してください。

3. 荷物の積載量と配置に注意する

荷物の積み方によって車両の重心が大きく変化します。重い荷物は車体の低い位置に配置し、均等に分散させることで安定性を確保しましょう。

頭の位置に、収納棚がたくさんあるキャンピングカーの場合は特に要注意。重いものは足元付近の収納庫へ、タオルや着替えなど軽いもだけ上にが基本。ポータブル電源も大型がしているので要注意。追加で清水などのポリタンクを積まれるときも、重量バランスを考えて配置しましょう。載せる位置によっては、ハンドルがブレたりバランスが崩れて事故の原因の1つになります。

ギャレー(キッチン周り)、水タンク、サブバッテリー、ポータブル電源などの位置も理解しておきましょう。またサイドオーニングを搭載すると、左側へ重心が移動します。ポータブル電源をバンクベッドの上に置いている方もいらっしゃいますが、可能であれば助手席後ろなど低い位置に移動すると重心が低くなります。ちりも積もればで、こまごまとした重量が合わさると数百キロになります。

4. 天候を考慮した運転

強風や悪天候の日は、特に注意が必要です。横風の影響を受けやすい場所では速度を落とし、状況によっては走行を控えることも検討しましょう。

大型のトラックでさえ、横風を受けて横転事故が発生します。キャンピングカーのようにダブルタイヤでもタイヤの数は6個。横幅も狭く重心も高くなりがち。強風時などは、速度を乗用車よりぐっと押さえましょう。特に怖いのは横風の突風です。トンネルを出たところ、橋の上、山が連なる場所は予想外の強風が急に吹き荒れることがあります。

5. 定期的な車両整備を行う

超重要

タイヤは経年劣化します。タイヤの空気圧や摩耗具合を定期的にチェック。劣化したタイヤは早めに交換しましょう。また、ブレーキやサスペンションの点検も定期的に行い、安全な状態を保つことが大切です。走行前チェック。

  • キャンピングカーのタイヤ交換の目安

キャンピングカーのタイヤ交換は、以下の基準を参考にすると安心です。

※前提条件:タイヤのローテーションを、最低でも1年に1回、または1万kmごとにやっていること。もしやっていなければ、下記の条件は半分程度に縮まります。タイヤの前後、1回しかできない場合は、交換時期が早まります。

タイヤの劣化の判断が分からない方は、専門家に診断してもらいましょう。大抵、交換をおすすめされると思いますが。

年数: 交換目安は4年。スタッドレスタイヤは劣化が早く、冬シーズの使用でも3年が推奨されます。
走行距離: 4万kmを超えたら交換を検討。キャンピングカーは重量があるため、タイヤの負担が大きくなります。
タイヤの状態: 溝の深さやひび割れをチェック。走行距離が少なくても、製造から4~5年経過したタイヤは劣化が進んでいる可能性が高いです。

もしローテーションをされていない場合は、2万kmか車検(2年)ごとのタイヤ交換は必須だと考えてください。ローテーションを自分でされる場合は、タイヤを詳細にチェックしましょう。普段は見えない亀裂など、発見されることが多い。タイヤチェックの意味もあるので、ローテーションは大切です。依頼される場合は価格面だけではなく、タイヤチェックも詳細にしてくれる信頼できるところに依頼しましょう。

また数か月、キャンピングカーで走行されていない場合は、同じ個所に重量がかかっているので、血タイヤの劣化が予想以上に劣化する可能性大。早めのタイヤ交換で、バーストなどでの横転事故を未然に防ぎましょう。予算がなくてタイヤ交換できない方は・・・キャンピングカーの売却の検討が必要かもしれません。

定期的な点検を行い、直射日光や高温多湿を避けた保管を心掛けましょう。

YouTube『お恋ちゃんねる with Bibi【Okoi Channel with Bibi】』さんの下記の動画、タイヤ交換の必要性が分かると思います。

6. 横転しやすい車種の特定と注意

キャンピングカーの種類によって横転リスクが異なります。特にキャブコン(キャブコンバージョン)や軽キャンパーは重心が高いため、カーブや交差点での安定性が低くなりやすいです。これらの車両を運転する際は、より慎重な操作が求められます。

近年、スマコンと呼ばれるキャブコンの中で幅が狭いタイプや、全長が長くし車高が高いタイプがありますが、横風の影響をより受けやすいので要注意。速度を十分に落としましょう。

7. 適切な運転技術の習得

初心者の方はキャンピングカーの運転に慣れるために、広いスペースで右左折やバック操作の練習をしておくと安心です。また、教習所や安全運転講習を受講するのも有効です。

また購入されるビルダーさんで、体験乗車、試乗が可能であればそれを活用して、早めに特性を理解するようにしましょう。また試乗でアドバイスをもらうのも大事。

8. 環境に応じた運転調整

都市部や山道など、運転環境によって適切な運転方法が異なります。特にカーブが多い場所や交通量の多い地域では、速度を控えめにし、周囲の状況を常に確認することが大切です。

4. ディーゼル車とガソリン車の横転リスクの違い

一般的にディーゼルエンジンを搭載したキャンピングカーはガソリン車に比べて重量があり、重心が高いため横転リスクが高いとされています。特に高速走行時や急操作を行った際に、安定性を欠きやすい傾向があります。

ディーゼル車を運転する際の注意点:

新しいカムロードはディーゼルターボになるトルク、低速域でも力強い走りをしてくれます。そのため高速道路でもつい速度を出し勝ち。速度は出せても、横転リスクを低くするため抑えるようにしましょう。

  • スピードの出しすぎを避け、特にカーブや交差点では慎重に操作する。
  • 強風の影響を受けやすいため、風が強い日は速度を抑える。
  • タイヤの状態をこまめにチェックし、適切な空気圧を維持する。
  • 荷物の積載バランスを考え、重心を低く保つ。

もちろんガソリン車も同様です。下り坂では、ガソリン車もかなり速度が出せるので、エンジンブレーキなどを活用して安全運転を心がけましょう。

スポンサーリンク

5. まとめ

キャンピングカーの横転事故は、運転者の操作ミスや環境要因、整備不良によって引き起こされることが多く、防ぐためには適切な運転技術とメンテナンスが必要です。

  • 速度の抑制
  • 急な操作の回避
  • 荷物の適切な積載
  • 天候の考慮
  • 定期的なメンテナンス

さきほども触れましたが、カムロードのディーゼルターボエンジンは、低速回転でのトルクがあり坂道や登坂車線でも速度が出やすく、80km/h以上を出してしまう傾向にあります。速度が出せるのと安全は別の問題。安定して走行できたとしても、特にディーゼル車こそ速度は常に抑え気味を心掛けましょう(アクセルを踏み込んだら、すぐ加速してしまうので)。

これらのポイントを意識することで、横転リスクを大幅に減らすことができます。安全運転を心がけ、快適なキャンピングカーライフを楽しみましょう。

参考

タイトルとURLをコピーしました